2007年06月12日(火)
 大同特殊鋼は高機能・差別化商品であるナンバーワン・オンリーワン商品の売上高2000億円目標を2007年度で1年前倒し達成させ、目標以上の水準に拡大する。拡大に当たっては渋川工場の能力増強のほか、知多工場での大断面連続鋳造設備増設と粉末工場の第2工場建設を検討、チタンもレビテーション炉による量産化を年内に開始する。

 買収防衛も勘案、自動車、産業機械など主要取引先との関係強化も推進。約400億円のトヨタグループ向け取引では自動車部品用鋼製品の拡充など一段の事業内容高度化をめざす。
 露鉄鋼大手のセバスタールは8日、1億900万ドル(133億円)を投じてロシア西部のシェクスナ工業地帯に新たに鋼管工場を建設すると発表した。年産25万トンの工場を2009年4―6月に立ち上げ、急拡大する国内の建設市場向けに供給する方針だ。
 サトイ金属(本社=大阪市大正区、里井毅社長)は2009年をめどに、大阪府内に3カ所目となる新工場を建設する方向で検討している。すでに、大阪府岸和田市内の工場用地については内定済みの段階となっている。

 今後、細かい計画を立案する予定だが、現段階では建屋面積で約3300平方メートルの曲げ工場を予定している。また、今期(2008年3月期)の業績については経常利益1億円、曲げ加工については月間平均で2300トンと前期比約15%増をめざす。
 共英建材工業(本社=大阪府寝屋川市、田中正美社長)は7月契約分から、コラム(STKR、BCR)、軽量C形鋼、一般デッキプレートなど全品種をトン当たり5000円値上げする、と11日発表した。原材料コイルの値上げを受け、コストアップを製品価格に転嫁し、採算の改善を図るのが狙い。
 日本産鉄スクラップの輸出価格が約2カ月半ぶりに値上がりした。直近の新規輸出成約価格(東京湾岸・FOB)は、H2ベースでトン3万5500円前後。米国の鉄スクラップ価格が上昇していることや、韓国の現代製鉄が鉄スクラップ購入価格を引き上げたことが背景にある。