|
2007年06月18日(月)
・
製鉄プラント大手3社、今期受注 高水準見込む
・ 中国、コークス輸出枠追加 235万トン
・ 日本産鉄スクラップ 韓国向け価格が上伸
・ 三井物産鉄鋼建材、高付加価値事業に経営資源
・ 磨棒鋼・特殊鋼線 メーカーに値上げ機運
・ 中国、コークス輸出枠追加 235万トン
・ 日本産鉄スクラップ 韓国向け価格が上伸
・ 三井物産鉄鋼建材、高付加価値事業に経営資源
・ 磨棒鋼・特殊鋼線 メーカーに値上げ機運
新日鉄エンジニアリング(製鉄プラント事業部)、三菱日立製鉄機械、スチールプランテック(SPCO)の大手製鉄プラントエンジニアリング3社は、2007年度の受注が高水準を維持すると見込んでいる。
世界の鉄鋼需要が拡大基調を保つ中、高級鋼化を指向する国内の鉄鋼各社は新規設備を導入するとともに老朽設備の更新を急いでいる。海外でもBRICsを中心に大型一貫製鉄所建設プロジェクトが動き始めている。こうした中、世界トップの技術力を持つ3社への製鉄設備の発注が相次いでおり、海外鉄鋼ミルの省エネなど環境対策設備ニーズの高まりも追い風となっている。
世界の鉄鋼需要が拡大基調を保つ中、高級鋼化を指向する国内の鉄鋼各社は新規設備を導入するとともに老朽設備の更新を急いでいる。海外でもBRICsを中心に大型一貫製鉄所建設プロジェクトが動き始めている。こうした中、世界トップの技術力を持つ3社への製鉄設備の発注が相次いでおり、海外鉄鋼ミルの省エネなど環境対策設備ニーズの高まりも追い風となっている。
中国政府は先週、コークスの輸出許可証(EL)を235万トン追加発給した。2007年の輸出分として1400万トンが確保されたことで、輸出関税引き上げ後にFOBトン250ドル前後まで上昇していた価格を冷やす要素になりそうだ。ただ、世界的に中国コークスへの需要が伸び、輸出枠を上回る中国の輸出ペースが続くなか、今後輸出枠が制約になる可能性もある。
日本産鉄スクラップの韓国向け新規輸出成約価格が上伸している。韓国鉄鋼メーカーPOSCOは先週14日、日本産鉄スクラップの購買入札を実施し、日本の鉄スクラップ流通業者に対し、H2をトン3万8500円前後(C&F、以下ともに)、新断スクラップをトン4万5200円前後、HSをトン4万3000円前後、H1・H2ミックスをトン3万9500円前後でビッドを出したもよう。
このビッド価格は現代製鉄の日本産鉄スクラップ購入価格を上回っており、直近の韓国向け輸出成約価格では最高値とみられている。
このビッド価格は現代製鉄の日本産鉄スクラップ購入価格を上回っており、直近の韓国向け輸出成約価格では最高値とみられている。
三井物産鉄鋼建材(若山洋太郎社長)は2―3年後をめどに、売上高3500億円(07年3月期実績2900億円・物産本体の代行業務含む)、税引後利益15億円(同9億円)をめざす。
事業の選択と集中を加速し、付加価値の高いビジネスモデルを展開する。国内の条鋼建材マーケットは将来的に大きな拡大はないとみており、M&Aを含めた事業の再構築に取り組む。「従来の商売形態を見直し、定性面を考慮しつつ最適事業を見極める」(若山社長)考えだ。
事業の選択と集中を加速し、付加価値の高いビジネスモデルを展開する。国内の条鋼建材マーケットは将来的に大きな拡大はないとみており、M&Aを含めた事業の再構築に取り組む。「従来の商売形態を見直し、定性面を考慮しつつ最適事業を見極める」(若山社長)考えだ。
磨棒鋼メーカー、特殊鋼線メーカーの値上げ機運が高まってきた。値上げ幅は高炉メーカー、特殊鋼メーカーが実施した値上げ分トン当たり1万円に過去の転嫁積み残し分や資材価格の上昇分などを加えた1万3000円以上となる見込み。加工メーカーは現在、ひも付き、店売りの需要家と値上げ交渉に入っている。