|
2007年07月03日(火)
・
7―9月特殊鋼需要 自動車、産機が堅調
・ 中国鋼鉄、対日1500―3000円上げ
・ JFE、フェライト系ステン 月販売倍増へ
・ 鉄スクラップ、韓国炉前 下げ本格化
・ JFE、対韓造船厚板商談 下期も値上げ姿勢
・ 中国鋼鉄、対日1500―3000円上げ
・ JFE、フェライト系ステン 月販売倍増へ
・ 鉄スクラップ、韓国炉前 下げ本格化
・ JFE、対韓造船厚板商談 下期も値上げ姿勢
経済産業省はこのほど、2007年度第2四半期(7―9月期)特殊鋼需要見通し(熱間圧延ベース、月平均)をまとめた。特殊鋼需要量は国内、輸出合わせて176万6200トン(前期比0・8%増、前年同期比1・2%増)と策定、2期ぶりの前期比増、22期連続の前年同期比増となる。
前期と比べ国内は、主力需要分野の自動車、産業機械などが堅調に推移するものの、在庫調整から機械構造用炭素鋼、構造用合金鋼やステンレス鋼など8鋼種中4鋼種が減少するため、2期連続前期比減。輸出は最も高いウエートを占める高抗張力鋼をはじめ、在庫調整が進展した工具鋼など6鋼種が増加、2期ぶりの前期比増となる。
前期と比べ国内は、主力需要分野の自動車、産業機械などが堅調に推移するものの、在庫調整から機械構造用炭素鋼、構造用合金鋼やステンレス鋼など8鋼種中4鋼種が減少するため、2期連続前期比減。輸出は最も高いウエートを占める高抗張力鋼をはじめ、在庫調整が進展した工具鋼など6鋼種が増加、2期ぶりの前期比増となる。
中国鋼鉄(CSC)は8―10月積みの日本向けの鋼材輸出の方針を決定し、取引先などに通達した。それによると、価格は熱延コイル(黒皮製品)を2500円、酸洗コイルを2000円、冷延コイルを2000円、溶融亜鉛めっき鋼板を3000円、厚板を1500円、それぞれ引き上げる。数量は熱延コイル、酸洗コイルについては前期(5―7月積み)に比べ10%削減、厚板は同比40%の大幅な削減を実施する。
JFEスチールは29日、ニッケルやモリブデンを含まない高純度フェライト系ステンレス「JFE443CT」の月間販売量を、2008年5月をめどに現状の6000トンから1万3000トンに引き上げると発表した。
東日本製鉄所の製鋼設備を一部改造し、新たにスラブ表面研削設備(グラインダー)を1基増設する。生産量を倍増することで、国内外のおう盛な需要に対応する。総投資額は約10億円。
東日本製鉄所の製鋼設備を一部改造し、新たにスラブ表面研削設備(グラインダー)を1基増設する。生産量を倍増することで、国内外のおう盛な需要に対応する。総投資額は約10億円。
韓国の電炉メーカーは、大手電炉の輸入鉄スクラップの入着増を背景に工場購入価格を引き下げる動きを本格化している。6月25日からの現代製鉄の購入価格引き下げを契機に、世亜ベスチール、などがトン当たり1万ウォン程度の引き下げを実施。価格的には、調整局面に入った。
ただ、今回の下げはメーカー主導のやや強引な側面もあり、異形棒価格の引き上げ問題と絡め短期の調整に終わる可能性もある。
ただ、今回の下げはメーカー主導のやや強引な側面もあり、異形棒価格の引き上げ問題と絡め短期の調整に終わる可能性もある。
JFEスチールは韓国造船メーカーとの本年度下期(10月―08年3月)積みの輸出商談を今月下旬からスタートする考えだ。価格は現在検討中だが、世界的な需給、市況感、安定取引などを考慮し、値上げスタンスで臨む構えである。