2007年07月17日(火)
 新日本製鉄は13日、鉄鋼最大手のアルセロール・ミッタルと戦略提携を継続する覚書を交わしたと発表した。アルセロールとの提携関係をアルセロール・ミッタルが継承することで基本合意しており、今後細部を詰めて正式に契約を結ぶ。北米の自動車鋼板生産能力の拡大は引き続き検討を続けることを確認した。

 欧州、北米、中国での共同事業などを軸に、日系自動車メーカーに高級鋼板を安定供給するグローバル供給態勢を維持、拡大する狙いだ。
 経済産業省、文部科学省、内閣府の府省連携による元素戦略・希少金属代替材料開発第2回合同戦略会議が13日、東京・千代田区の学術総合センターで開催され、文科省の元素戦略プロジェクトとして新日本製鉄、JFEスチールなどの「亜鉛に替わる溶融アルミ合金系めっきによる表面処理鋼板の開発」、日立金属の「低希土類元素組成高性能異方性ナノコンポジット磁石の開発」などが7件が採択された。
 関東地区大手鉄スクラップディーラーのヤマナカ(本社=神奈川県川崎市、山中昌一社長)は、新工場の開設によりグループ全体で年間鉄スクラップ取り扱い量を約10%増の約150万トンに引き上げる。ヤマナカ本体は10月から高崎工場(群馬県)の建設を開始し、関連会社の東北メタル(本社=宮城県多賀城市、山中昌一社長)は8月から郡山工場(福島県)の建設を開始する。

 地場電炉メーカーへの鉄スクラップ供給量拡大が目的。両工場の稼働が開始すれば、グループ全体で東日本エリアをほぼ網羅したことになる。
 西岡金属(本社=大阪市西区、西岡伸起社長)は本年度、加工分野の一層の充実を図ることを柱に、前年度実績を上回る連結売上高145億円、経常利益1億400万円、販売量18万3000トンをめざす。また、加工の充実を図る担い手である社員の育成にも引き続き力を注いでいく。
 JFE商事建材販は12日、フジテック製エレベーターの部材強度不足問題について、「フジテック資材部との合意に基づいていたとはいえ、注文書上の記載と納入品の規格が異なっている状況を早期に解消できず、また納入品と異なる規格のミルシートのコピーを提出したことについて深く反省している。決裁権限の見直しやチェック体制の強化など再発防止に努める」とコメントした。