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2007年07月26日(木)
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新日鉄大分、厚板能力60万トン引上げ
・ 豪クインズランド、石炭出荷能力40%増へ
・ JFE、対韓造船厚板 40-50ドル上げ提示
・ 鉄鋼輸出5%増1785万トン 07年上期
・ NSSC、線材4割減産=8−9月
・ 豪クインズランド、石炭出荷能力40%増へ
・ JFE、対韓造船厚板 40-50ドル上げ提示
・ 鉄鋼輸出5%増1785万トン 07年上期
・ NSSC、線材4割減産=8−9月
新日本製鉄は25日、造船・エネルギー分野を中心にした高級鋼需要の拡大に対応するため大分製鉄所の厚板生産能力を年間60万トン引き上げると発表した。約200億円を投じて粗圧延機の新設、切断ラインの増設を行うことで、圧延・精整の処理能力の向上を図るもので、完成予定は2009年上期。
これにより大分の厚板ミルは年間生産能力が現在の約220万トンから約280万トンとなり、単一厚板ミルとしては世界最大規模となる。同時に新日鉄全社として大分、名古屋、君津各製鉄所の3ミルで年産能力600万トンの厚板供給体制を構築する。
これにより大分の厚板ミルは年間生産能力が現在の約220万トンから約280万トンとなり、単一厚板ミルとしては世界最大規模となる。同時に新日鉄全社として大分、名古屋、君津各製鉄所の3ミルで年産能力600万トンの厚板供給体制を構築する。
主要原料炭産地の豪クインズランド(QLD)州の石炭出荷能力は2010年時点で06年比40%増の2億5000万トン規模に拡大する見通しだ。主要積出港、ダリンプルベイが出荷能力を40%増やすなど、各事業者が大規模な拡張を計画している。供給増のネックとなっていた鉄道、港湾の能力拡張が進むことで、世界的な原料炭の需給安定化につながる見通しだ。
JFEスチールは韓国造船メーカーと今年度下期(2007年10月―08年3月)積みの厚板輸出商談をスタートした。世界的な需給タイト感、市況感、安定取引などを考慮し、上期に比べ40―50ドルアップを提示したもよう。韓国側は値上げに難色を示しており、今後、交渉が本格化する。
財務省が25日発表した2007年上半期(1―6月期)の貿易統計によると、鉄鋼は全世界で輸出が1785万5000トン(同5・2%増)、金額1兆9874億3300万円(同22・1%増)、輸入が451万4477トン(同28・8%増)、5079億5300万円(同49・3%増)と、輸出入の数量、金額ともに前年同期を上回った。
新日鉄住金ステンレス(NSSC)は25日、ステンレス線材について8―9月の2カ月間、ニッケル系を中心に当初計画比4割の減産を行うと発表した。状況次第では9月に5割減産も視野に入れている。これまで光製造所はフル操業だったが、計画的な減産で市況下落に歯止めをかけたい考え。
ニッケル急落を受けてステンレス線材市況全般には先安観があり、6月下旬からネジ用などで需要は半減している。供給を絞ることで需給の安定化を狙う。
ニッケル急落を受けてステンレス線材市況全般には先安観があり、6月下旬からネジ用などで需要は半減している。供給を絞ることで需給の安定化を狙う。