2007年07月31日(火)
 経済産業省は30日、2007年度第2四半期(7―9月期)鉄鋼生産計画の集計結果を発表した。粗鋼生産量は3009万4000トン(前期比20万7000トン、0・7%増、前年同期比101万4000トン、3・5%増)と、第2四半期としては73年度第2四半期の3024万トンに次ぎ史上2位となる。
 新日本製鉄が30日発表した2007年4―6月期の連結業績は、売上高が前年同期比18・3%増の1兆1157億円、経常利益が同20・8%増の1486億円と増収増益。第1四半期ベースでは売上高は過去最高、利益は05年に次ぐレベル。期初に予想した通期連結経常利益6000億円に対しては「計画通り推移している」(増田規一郎副社長)。
 メタルワンと、独立系商社の日建産業(本社=大阪市西区、濱口健宏社長)は30日、日建産業の商事部門を本年11月1日付で分割し、メタルワングループの工業系配管資機材・鋼管分野の中核子会社、オトフジ(本社=東京都港区、柳内良夫社長)に統合することで合意したと発表した。

 統合後の社名はオトフジになる。日建産業は、加工部門(ライニング鋼管製造、その他加工)を主力事業としていく。
 JFEホールディングスが30日発表した4―6月決算によると、連結経常利益は1452億2200万円と前年同期比58・8%増加した。

 鉄鋼事業は減価償却費増、金属原料価格上昇のマイナス要因をコスト削減、輸出など販売価格の上昇、高級鋼の販売数量増で補い、経常利益は1461億円と56・9%増えた。好業績を受けて、JFEHは2008年3月期中間期、通期の経常利益見通しを上方修正し、通期で前年比265億円増の5400億円と最高益を見込んだ4月時点から200億円上方修正した。
 鉄鋼産業懇談会の宗岡正二会長(新日本製鉄副社長)は30日の定例会見で、「国内の鉄鋼需要は総じて堅調であるものの、自動車の国内販売や住宅着工戸数など低調なものもあり、一時の右肩上がりの成長から高位横ばいという色合いが濃くなってきた」との認識を改めて示した。