2007年10月01日(月)
 経済産業省が28日発表した、2007年度第3四半期(10―12月期)鋼材需要見通しによると、鋼材需要量は2769万トン(前期比32万トン、1・2%増、前年同期比39万トン、1・4%増)、出荷等相当粗鋼需要量は3012万トン(同18万トン、0・6%増、同5万トン、0・2%減)と策定された。

 第3四半期粗鋼としては史上第3位で、同見通し通り推移すると、07暦年ベースでは1億1948万トンと、過去最高だった73年の1億1932万トンを0・1%上回り、史上最高を更新することになる。
 【北京28日=青木廉典】日本鉄鋼連盟と中国鋼鉄工業協会との業界間の環境技術交流を目的とする「第2回日中鉄鋼業環境保全・省エネ先進技術専門家交流会」が28日、北京・王府井大飯店で開かれた。

 日本側は鉄連環境・エネルギー政策委員会の瀧井道治副委員長(住友金属工業常務)はじめ33人、中国側は鋼鉄工業協会の羅氷生常務副会長はじめ主要鉄鋼メーカーの環境エネルギー担当者56人が参加した。
 8月末の国内向け薄板3品在庫(メーカー・問屋・全国コイルセンター工業組合の合計)は前月比3・4%、14万1000トン増の424万8000トンと2カ月連続増加した。

 8月は例年、需要家とメーカーの稼働日数の相違などの季節要因から21万トン程度増加する傾向にあるが、400万トンの適正化に向け在庫調整を進めている中だけに、メーカー側も「想定以上の増加」と受け止め、警戒感を強めている。
 関東スチール(勝部敬一社長)はこのほど、製鋼の夜間操業率100%を達成した。8月20日から9月7日までの19日間に約6億円(付帯設備含め)をかけて電気炉のトランス更新工事を実施し、電力容量は4万5000キロボルトアンペア(KVA)から6万KVAに引き上げた。9月8日から垂直立ち上げを実現し、平日夜間の操業は1チャージ増の10チャージとなった。
 ホンダ系の大手コイルセンター、スチールセンター(本社=東京都千代田区、林寿雄社長)は、旺盛な自動車需要への対応強化を図るためテーラードブランク(TWB)加工の能力を増強する。

 今年8月に川里事業所(埼玉県鴻巣市)のTWB加工設備の溶接ステージを1基増設して2ステージ化するとともに、来年10月をめどに中国・広州の合弁拠点である広州珠鉄金属製品有限公司(GPSC)にTWB加工設備を1基増設し、2基体制とする。