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2007年11月06日(火)
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住金、外法Hシリーズ拡充=物件高層化に対応
・ 新日鉄・宝鋼、BNAに新CGL ダスト再生事業も検討
・ 高炉5社、自己株式比率が上昇
・ 唐山神鋼溶接材料、操業5周年式典開く
・ 住友金属・鹿島選鉱、鹿島にRC資源循環炉
・ 新日鉄・宝鋼、BNAに新CGL ダスト再生事業も検討
・ 高炉5社、自己株式比率が上昇
・ 唐山神鋼溶接材料、操業5周年式典開く
・ 住友金属・鹿島選鉱、鹿島にRC資源循環炉
住友金属工業は、建築構造用外法一定H形鋼「ハイフィットビーム」のシリーズを拡充している。昨年夏にウェブ高さ900ミリ×フランジ幅350ミリや850×350など7シリーズ・55サイズを新たに追加し、品揃えを全29シリーズ・190サイズに拡大した。建物の高層化、大スパン化に対応したもので、今後は最大サイズの1000×400、1000×350など11シリーズの投入に向けた準備を進めていく。
新日本製鉄と中国鉄鋼最大手の宝鋼集団は2日、鉄鋼最大手のアルセロール・ミッタルとの3社合弁企業、宝鋼新日鉄自動車鋼板(BNA)に年産45万トンの第3溶融亜鉛めっきライン(CGL)を新設することで基本合意したと発表した。
新日鉄と宝鋼は鉄鋼ダストリサイクルの合弁事業立ち上げに向けた検討を開始する。両社トップが定期会談を持ち、他にも幅広い共同事業を追求する。アルセロール・ミッタルへの安定対抗軸形成に向けたいわゆるソフトアライアンスの一環として、従来の提携関係を拡大する考えだ。
新日鉄と宝鋼は鉄鋼ダストリサイクルの合弁事業立ち上げに向けた検討を開始する。両社トップが定期会談を持ち、他にも幅広い共同事業を追求する。アルセロール・ミッタルへの安定対抗軸形成に向けたいわゆるソフトアライアンスの一環として、従来の提携関係を拡大する考えだ。
高炉5社の2007年9月末時点の株主構成が5日までに明らかになったが、1年前と比べると5社ともに自己株式比率、国内一般法人比率が上昇した。
5社はそれぞれ、経営環境の変化に対応して機動的な資本政策遂行を可能にし、株主還元策にもつながる自己株取得を相次ぎ実行に移し、並行して提携先や需要家などとの株式相互取得を実施しており、その結果が表れた格好。
5社はそれぞれ、経営環境の変化に対応して機動的な資本政策遂行を可能にし、株主還元策にもつながる自己株取得を相次ぎ実行に移し、並行して提携先や需要家などとの株式相互取得を実施しており、その結果が表れた格好。
神戸製鋼所・溶接カンパニーの中国生産拠点、唐山神鋼溶接材料有限公司(KWT)が1日に操業5周年を祝う記念式典を開催、経営幹部はじめ約150人が出席した。
KWTは操業開始当初の生産・販売面のトラブルを乗り越え、現在は月間1100トンペースでソリッドワイヤを安定生産。2008年には、同250トン規模でフラックス入りワイヤの生産も開始する。
KWTは操業開始当初の生産・販売面のトラブルを乗り越え、現在は月間1100トンペースでソリッドワイヤを安定生産。2008年には、同250トン規模でフラックス入りワイヤの生産も開始する。
住友金属工業と鹿島選鉱(吉田雅昭社長)は5日、2次廃棄物を発生させずに製鉄ダストなどから鉄と亜鉛分をバランス良く回収できる「RC資源循環炉」と呼ぶロータリーキルンの2号機を鹿島製鉄所内に建設すると発表した。
投資額は約60億円。2009年6月に2号機が稼働を開始すると、鹿島製鉄所はダスト処理能力を年間20万トンから40万トン、還元鉄生産能力を同11万トンから22万トン、亜鉛回収能力を同5500トンから1万1000トンへそれぞれ2倍に引き上げる。
投資額は約60億円。2009年6月に2号機が稼働を開始すると、鹿島製鉄所はダスト処理能力を年間20万トンから40万トン、還元鉄生産能力を同11万トンから22万トン、亜鉛回収能力を同5500トンから1万1000トンへそれぞれ2倍に引き上げる。