2017年6月1日

NEDO、高効率発電素材開発へ

 新エネルギー・産業技術総合開発機構(NEDO)は1日、高効率石炭火力発電技術の先進超々臨界圧火力発電(A―USC)の実用化に向け、摂氏700度級の高温蒸気に耐えるニッケル基合金の信頼性向上を目指す技術開発に着手すると発表した。新日鉄住金などが参画する2020年度までの4年計画に事業総額の半分、6億4000万円規模を助成する。次世代火力発電等技術開発の一環としてカギになる素材を開発し、発電効率の改善に結び付ける。

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