2009年2月24日

日立機材、はり貫通孔補強工法 小型内径を追加

 日立機材は23日、鉄骨はり貫通孔補強工法「日立ハイリング2工法」で、これまでの貫通孔内径450―600ミリ径に加え、小型サイズの100―400ミリ径を発売すると発表した。

 これで100ミリ径から600ミリ径まで同工法のラインアップは品ぞろえされ、2―3カ月かけて順次、既存製品をハイリング2に置き換えていく。はり貫通孔のハイリング(補強金物)の縁に段を設け、はりのウェッブとの溶接量を減らし、工期短縮、コスト低減できる工法。不況下でも特性を生かして拡販、2009年度25億円、10年度35億円の販売を計画し、来期からの専門担当による販売展開や製造拠点の関東製作所(埼玉県熊谷市)での能力増強も検討する。

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