2012年10月22日

伊藤忠丸紅、アジア投資加速 インド鋼材取引 70万トンに増

 伊藤忠丸紅鉄鋼は、インドでの鋼材取引量を2014年度に70万トンと12年度予想比2・3倍に増やす計画だ。

 日本からの鋼材輸入増に加え、現地鉄鋼大手JSWスチールとの合弁コイルセンター(CC)による日系・欧米系需要家への供給増、事業会社を核とした国内流通への参入、現地鋼材の北米などへの輸出増と4事業を拡大する。進出する日本の顧客企業のサプライチェーンマネジメント(SCM)構築も全面的に支援。12年度からの中期経営計画でインドを重要市場に位置づけており、先行的に事業投資を進める考えだ。

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