2014年6月25日

山惣熔断、事業撤退 適正加工賃確保難しく

 山惣熔断はリーマンショック後、2010年10月期から4期連続で損失を計上し、今期も黒字確保は難しい情勢となっている。さらに中長期的にみても、主力としてきた橋梁用の溶断加工の需要も大きく回復することは見込めないため、事業撤退を決めた。厚板溶断業者を取り巻く厳しい環境の中、業界再編の呼び水ともなりそうだ。

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