2016年1月22日

愛知製鋼 知多工場第2棒線圧延工場、3月中の稼働目指す

愛知製鋼は21日、今月8日に知多工場第2棒線圧延工場で発生した事故について、経緯や原因、対策体制などを発表した。

事故の経緯としては、8日22時ごろに第1棒線圧延工場の操業運転のため加熱炉内点火作業を開始し、その後オペレーターが加熱炉配管内を燃料の都市ガスに置換する作業に入り、23時45分ごろにパイロットバーナーを点火したところ爆発が発生した。原因は、点火作業中の調整弁や遮断弁などのバルブ類から漏れたガスが加熱炉内に滞留。点火前に行うエアパージ作業が実施されず、滞留したガスに点火したパイロットバーナーの火が引火し事故に至ったと想定される。

今回の事故では、迅速な情報共有とトップマネジメントによる対応を図るため、加熱炉事故の緊急対応を目的に、製造本部長をリーダーとする対策本部会議を9日以降継続実施。すでに他の類似設備と手順書の総点検を実施し、ルールの再周知と再徹底を図っている。

今後の供給体制については、復旧までの間、自社在庫や代替ラインの生産および他社への生産委託で供給体制を構築、個別製品については、営業担当部門から適宜連絡しているという。また、加熱炉の損傷により現在休止している第2棒線圧延工場の復旧見通しについては、3月中の稼動を目指し、1日も早い復旧に努めているとしている。なお、事故による連結業績への影響は現在精査中。

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