2017年1月26日

神戸製鋼、圧縮機事業を拡大

 神戸製鋼所は圧縮機事業で大型ターボ圧縮機市場への参入により、既存分野のターボ圧縮機の需要取り込みを推進する一方、舶用バイナリー発電システム、水素関連ビジネス、CCS(二酸化炭素回収・貯留技術)など新規分野での事業育成を加速する。大型ターボ圧縮機参入では世界最大級の40MW(メガワット)試運転設備の本年4月完成を踏まえ、ギア内蔵ターボ圧縮機での市場取り込みを実践。汎用圧縮機も中国、東南アジアを中心とした販売網や拠点の整備、IoT(モノのインターネット)でグローバル展開を強める。短期、中長期での施策で、10年プランとして圧縮機事業の売上規模を非汎用、汎用の合計で現状比80%増の1500億円レベルを目指す。

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