2017年3月31日

JFEスチール西日本、福山に最新鋭焼結機

 JFEスチールは30日、西日本製鉄所・福山地区(広島県福山市)に粉状の鉄鉱石を焼き固める最新鋭の焼結機を導入すると発表した。休止中の第3焼結機の更新となるもので、JFEにとって焼結機の更新は初めてのこと。焼結鉱の自社生産量を増やすことで海外から購入している割高な鉄鉱石ペレットの使用量を減らし、生産コストの7―8割を占めるとされる上工程のコスト競争力の強化、高炉の安定操業を図る。投資額は約400億円で、2017年度に着工し、19年度の稼働を目指す。

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