2020年11月27日

粗鋼生産9割強に回復 高炉3社、下期3340万トン

 高炉メーカー3社の単独粗鋼生産は本年度下期に合計3340万トン弱と前年同期の9割強に回復する見通しだ。日本製鉄は11月頃に一時休止している高炉2基を再稼働させる予定。JFEスチールは一時休止していた高炉1基を9月に再稼働し、自動車など急回復する需要に対応する。高炉の再稼働の増量効果がより発揮される来年度は生産がさらに増える見通し。高炉各社は新型コロナウイルス禍の影響など、なお不透明な需要と在庫状況を注視しつつ生産を増やし、収益の改善を急ぐ。








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