2021年6月21日

点検 鉄鋼市場/鉄スクラップ

 7―9月の鉄スクラップ市場は電炉メーカーが夏季減産期を迎える中、高炉メーカーの旺盛な需要を受け、HSや新断といった上級品種のタイト化が続きそうだ。世界的な半導体不足の影響による自動車メーカーの減産で「新断の流通量が落ちている」(流通筋)ため、需給が一段とひっ迫するとの見方もある。海外では中国の鋼材価格の調整が一服し、市場の先行き警戒感が後退していることなどから「底堅い相場が続くのでは」(商社)という。







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