2022年2月18日

逆流する鉛/(上)/EV時代告げる中国の放出/需要ピークアウト、前倒しか

 車載用電池の鉛蓄電池からリチウムイオン電池(LiB)へのシフトがいよいよ鮮明になってきた。EV(電気自動車)市場はもはや世界の新車生産を下支えするほど存在感を高めている。2020年代半ばと目されていた鉛需要のピークアウトが前倒しされ、鉛の商流にも国内外で変化が起き始めており、それは10年代の「逆流」というべき現象となりつつある。EV時代の到来を迎え、岐路に立たされている鉛需給の展望を探る。








本紙購読料改定のお願い

10月から月1万2000円(税別) 電子版単独は据え置き

産業新聞社は10月1日から本紙「日刊産業新聞」の購読料を月額1万1000円(消費税含まず)から1万2000円(同)に改定させていただきます。本体価格の改定は2021年10月、約45年ぶりに1000円の値上げを実施して以来、4年ぶりとなります。...more