2022年2月28日

ウクライナ侵攻 国際鉄鋼市場揺るがす ロシア産原料代替調達も

 ロシアによるウクライナ侵攻の鉄鋼業への影響が注視されている。日本と両国との間の鉄鋼貿易は数量が少なく影響は軽微だが、ロシア産高炉原料の代替調達の必要が生じる可能性があり、原油・天然ガスの価格高騰による国内外の経済影響も懸念されている。両国の鉄鋼輸出の途絶で主な輸出先の東南アジアの需給が締まる観測もあるが、経済が不安視される欧州への中国などの貿易に影響が及ぶ恐れがあるなど、刻々と変わる国際情勢が新型コロナウイルス禍と相まって企業の経営の見通しを難しくしている。







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