2022年6月30日

USスチール、自社鉄鉱石の優位性最大化

米高炉大手のUSスチールは28日、自社で持つ低コスト鉄鉱石の優位性をより活用するなどの鉄源戦略を発表した。ミネソタの鉄鉱石拠点で直接還元鉄(DRI)向けペレットを生産する1億5000万ドル(204億円)の投資に今秋着手する。高炉向けペレット生産を続けながらDRI向け生産を開始する。電炉の能力拡大に応じて鉄鉱石の強みを電炉で活用もにらむ。グラニトシティ製鉄所の高炉2基を原料加工会社のサンコーク・エナジーに譲渡、200万トンの粒状銑鉄の供給を受けるなどの鉄源対策を通じて競争力を強化する。





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