2024年5月7日

千代田鋼鉄、「サーキュラー」前面に 電炉原板カラーGL生産 GIと用途別に提案

 異形棒鋼・カラー鋼板メーカーの千代田鋼鉄工業(本社=東京都足立区、坂田基歩社長)は、原板となるガルバリウム鋼板の供給メーカーの協力を得て、電炉ホットコイルを基材としたカラーガルバリウム鋼板(カラーGL)の商業生産を5月から開始した。電炉原板の溶融亜鉛めっきコイルを使用したカラー亜鉛めっき鋼板(カラーGI)と共に、鉄スクラップにより資源循環(サーキュラー)に貢献することから「サーキュラーカラー鋼板」(商標登録出願中)と命名。需要家も環境付加価値を得やすい名称にして販売する。当面は需要家と相談しながら用途別に原板をGI、GLに分けながら生産販売し、次のステップとして店売りマーケットでも強化していく方針だ。







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