2024年5月8日

タングステン相場 強基調

タングステン相場が強基調で推移している。中間原料のAPT(パラタングステン酸アンモニウム)は、直近安値より5%高いWO3純分10キロ当たり325ドル。中国で原料精鉱の供給が絞られ、品薄感が強まった。足元は上昇局面のため、高値での販売を狙う流通業者の出し惜しみも上昇に拍車をかけた格好。ただ主用途の超硬工具需要は、底打ち感はあるものの、新規の引き合いが回復していない。都内レアメタル商社は「10月以降の回復を予想する関係者が多い」と話す。

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