2025年6月4日

鉄筋小棒600万トン割れ懸念 25年度国内出荷 需要低迷長引く

鉄筋用小形棒鋼の国内向け出荷数量は、2025年度に600万トンの大台を割り込み、過去最低となる可能性が浮上している。国内建設需要は資機材価格高騰や労働力不足などで低迷が長引いており、建設用鋼材の出荷は著しく停滞。鉄筋用小棒は「プロジェクト案件向けを除けば極端に出荷が悪く、減産を余儀なくされている」(関東地区異形棒鋼電炉メーカー)とし、各種コストが高止まりする中で、メーカーの経営環境は一段と悪化している。





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