2025年10月1日
経済産業省は30日、低炭素水素などの価格差に着目した支援策で、鉄鋼業などが関わる2案件の支援を決めたと発表した。一つは豊田通商などが愛知製鋼向けにグリーン水素を供給する案件で、愛知製鋼は加熱炉でエネルギーを転換、グリーン鋼材を生産する。もう一つはレゾナックが廃プラスチックなどをガス化した水素から低炭素アンモニアを製造、繊維原料として活用する。15年間で3兆円を値差支援する制度の一環で、排出削減が難しい熱源のエネルギー転換案件を順次選定、産業の低・脱炭素化の取り組みを支援する。関連記事3面



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