2025年11月13日
TASS2025/台湾最大級のサステナブル展/桃園永続資源館/カキ殻再利用 化粧品を商品
桃園永続資源館(桃園市)は、桃園市政府が運営する廃棄物循環再生をテーマにした施設だ。130の企業が半導体産業などさまざまな産業から発生した廃棄物をリサイクルした製品を展示している。今回、TASS2025にリサイクル製品を出展し、廃棄物ゼロの実現に向けた企業の取り組みをアピールした。
今回、半導体で用いられたシリカなどを原料にリサイクルした建材や家具などの製品を展示した。シリカを20%ほど原料として用いることで脱炭素効果があるほか、イベント用のレンタル家具などの素材として用いることで、エコ製品の普及に貢献している。
カキの殻を美白効果がある化粧品などに再生した製品も出展した。台湾では年間40万トンのカキの殻が発生し、従来は肥料などに用いられてきたが、殻をマテリアルリサイクルすることで廃棄物の付加価値向上が期待できる。また、化粧品だけでなく、プラスチックにも含有でき、プラスチックの使用量を抑えることで二酸化炭素の発生削減にも効果が期待できる。
今回、半導体で用いられたシリカなどを原料にリサイクルした建材や家具などの製品を展示した。シリカを20%ほど原料として用いることで脱炭素効果があるほか、イベント用のレンタル家具などの素材として用いることで、エコ製品の普及に貢献している。
カキの殻を美白効果がある化粧品などに再生した製品も出展した。台湾では年間40万トンのカキの殻が発生し、従来は肥料などに用いられてきたが、殻をマテリアルリサイクルすることで廃棄物の付加価値向上が期待できる。また、化粧品だけでなく、プラスチックにも含有でき、プラスチックの使用量を抑えることで二酸化炭素の発生削減にも効果が期待できる。











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