2012年11月9日

鉄鋼主力8商社、4―9月決算 明暗分ける

 鉄鋼主力商社8社の2012年4―9月期連結決算が8日出そろったが、住金物産、岡谷鋼機、佐藤商事、カノークスの4社が経常増益、JFE商事、阪和興業、日鉄商事、神鋼商事の4社が経常減益と明暗が分かれた。

 アジアの鉄鋼供給過剰による鋼材市況下落は共通のマイナスインパクトとなったが、前年同期の大震災影響度合いや好調だった自動車分野のウェートの違いなどが収益を左右した。欧州金融危機の長期化や中国の経済成長鈍化など先行き不透明感が強まる中、通期予想についてはJFE商事、阪和興業、日鉄商事の3社が下方修正し、5社が据え置いた。







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