日立電線、営業利益率６％目標 16年３月期

　日立電線の髙橋秀明社長は8日の経営説明会で、2016年3月期の連結売上高営業利益率目標を6％と掲げた。12年3月期末までに実施した事業構造改革による固定費削減効果は、当初計画の11年3月期比100億円に対して、同130億円、12年3月期比でも105億円となった。

　髙橋社長は「構造改革の成果として生まれた100億円は、営業利益として生み出していく」と述べ、まず13年3月期で5年ぶりの連結最終黒字を目指す。