2012年6月4日

ステンレス市況 Ni系冷薄、東西で下落

 関東地区のニッケル系ステンレス冷延薄板市況は、前月比トン2万円下落し、SUS304ベースサイズは同27万円どころとなった。ジリ安基調は続いており、需要が低迷する中「今後も下がる」と見通す関係者は多い。大半のメーカーが減産を強いられる中、輸入鋼材は高水準となっており、メーカー、流通ともに4―6月の業績は1―3月比で悪化している。

 関西地区のニッケル系ステンレス冷延市況もジリ安傾向となっており、市中相場はSUS304ベースサイズ(2ミリ)でトン当たり27万―28万円どころが中心へと下落している。







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