2011年12月15日

三井物産、ニッケル権益 4万トンに

 三井物産はニューカレドニアとフィリピンの新規湿式製錬計画を軸に、ニッケルの権益を拡充する。住友金属鉱山の技術優位を生かした開発を全面支援する。戦略提携関係にあるブラジル・ヴァーレとの連携を通じた取り組みも、より強める。

 ステンレス市場の停滞で足元のニッケル市場は調整色が強いものの、長期的に供給拡大が必須とみて投資を継続。現状年間約3万トンの持ち分権益数量を、2015年までに約4万トンに拡大する目標を着実に実行する。







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