2011年5月13日

三菱製鋼、海外精密部品工場を集約

 三菱製鋼は、携帯電話用ヒンジ部品などの精密部品を製造する海外3工場を、1工場に集約する。7月までにフィリピン・マニラと中国・寧波の工場を閉鎖し、フィリピンのセブ工場に一元化することで、生産性を上げ黒字化を図る。米国のばね事業会社も設備の改善アクションプランを進め、6月に黒字化する予定。

 2011年3月期連結業績は増収増益。今期は東日本大震災の影響が懸念されるが、海外工場の再強化や中国で建設機械用巻ばね工場の建設に着手するなど投資を進め、収益力を高める方針。







本紙購読料改定のお願い

10月から月1万2000円(税別) 電子版単独は据え置き

産業新聞社は10月1日から本紙「日刊産業新聞」の購読料を月額1万1000円(消費税含まず)から1万2000円(同)に改定させていただきます。本体価格の改定は2021年10月、約45年ぶりに1000円の値上げを実施して以来、4年ぶりとなります。...more