2011年6月3日

日金工、海外展開加速へ 省資源型製品シフト重点

 日本金属工業は、中期計画2年目の2011年度に、海外生産と省資源型・高付加価値製品へのシフトを重点的に進める。円高対策を課題に挙げ、台湾の合弁会社の結進日金工精密金属を活用し、精密圧延品をアジアで拡販。マレーシアの販売拠点での鋼管加工も検討する。

 海外で競合する200系ステンレスには省ニッケル製品で対抗し、輸出比率を現行の40%から引き上げる。国内でも新規顧客の開拓に取り組み、事業成長のチャンスを国内外で得る方針だ。







本紙購読料改定のお願い

10月から月1万2000円(税別) 電子版単独は据え置き

産業新聞社は10月1日から本紙「日刊産業新聞」の購読料を月額1万1000円(消費税含まず)から1万2000円(同)に改定させていただきます。本体価格の改定は2021年10月、約45年ぶりに1000円の値上げを実施して以来、4年ぶりとなります。...more