2010年6月1日

日新製鋼・堺、酸洗-冷延設備を改善

 日新製鋼は1―2年内に堺製造所の中核設備の酸洗―冷間圧延一貫設備(2CP―4TM)の老朽化対策投資を実施する。中核設備の改善を行うことで、次工程を含めた品質と歩留まりの向上を図る。具体的には酸洗ラインは約10億円を投じて、来年5月にも酸洗槽(3槽)を鉄製からポリプロピレン製に切り替える。

 冷延ラインは制御・電気関連設備を改造する計画で、第1期工事は約15億円を投じ、2011―12年にかけてプロセスコンピューターとライン制御装置を更新する。第2期工事として駆動装置を直流モーターから交流モーターへ更新する計画。







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