2009年10月7日

日本精線、ばね用ステン鋼線 耐水素脆性製品を開発

 日本精線は、一般的なばね用ステンレス鋼種のSUS304と同等の強度と疲労特性を備え、高圧水素環境下で使用できる耐水素ぜい性ばね用ステンレス鋼線「HYBREM(ハイブレム)」を新たに開発した。

 現在、特許を出願中。燃料電池システムの高圧水素ガス圧力調整弁に用いられるばねや、燃料電池自動車用ばね向けなど耐水素環境材料として需要開拓を進め、今後の水素利用の増加に合わせて年間50―60トンの販売規模をめざす。







本紙購読料改定のお願い

10月から月1万2000円(税別) 電子版単独は据え置き

産業新聞社は10月1日から本紙「日刊産業新聞」の購読料を月額1万1000円(消費税含まず)から1万2000円(同)に改定させていただきます。本体価格の改定は2021年10月、約45年ぶりに1000円の値上げを実施して以来、4年ぶりとなります。...more