2009年10月16日

BHP・リオ、鉄鉱石西豪合弁 販売は個別対応

 資源大手の豪BHPビリトンと英リオ・ティントは15日、両社の西豪州の鉄鉱石事業を統合する合弁事業に関して、合弁事業を通じた販売は取りやめ、すべてを両社が個別に販売する形態に改めると発表した。営業を分離することで、生産、開発の統合効果に集中し、需要家の理解も得られるとみている。

 ただ、日本の鉄鋼メーカーは両社の鉄鉱石事業を実質的に統合することに変わりはないとみており、引き続き反対する考えのようだ。両社が計画実現にあたって当局の承認を得るにはなお曲折がありそうだ。







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