2009年1月7日

米国、粗鋼生産 最低レベル

 米鉄鋼メーカーの粗鋼減産幅が60%を上回るレベルに拡大した。日本の関係者によると、先週、先々週の週間粗鋼生産としては過去30年間で最低で、戦後でも最低レベルだという。

 自動車生産が急激に減るなど需要減退が広がるなかで、米鉄鋼メーカーの操業が極度に落ち込んでおり、鋼材の値下がりと合わせて米メーカーの収益が急速に悪化している。労務費負担など米鉄鋼業の財務体質は以前よりも改善しているとはいえ、低操業が長引けば、再度の業界再編を迫られる可能性もある。







本紙購読料改定のお願い

10月から月1万2000円(税別) 電子版単独は据え置き

産業新聞社は10月1日から本紙「日刊産業新聞」の購読料を月額1万1000円(消費税含まず)から1万2000円(同)に改定させていただきます。本体価格の改定は2021年10月、約45年ぶりに1000円の値上げを実施して以来、4年ぶりとなります。...more