2011年7月13日

モンゴル大規模原料炭開発 日本勢が参画の公算

 モンゴルの大規模原料炭開発計画、タバントルゴイに日本勢が加わる可能性に期待が高まっている。日本の関係者によると、モンゴル政府は中国、ロシア、米国勢との共同開発案を先週発表したが、今後政府案を修正する運び。中国やロシア勢と組んで参画を目指してきた日本の商社や韓国勢も加わる方向で調整されるとみられている。

 日本勢は中国、ロシア、米国、韓国勢とともに80億ドル(6454億円)を上回る大規模な投資を伴う次世代の原料炭鉱を開発し、日本への供給確保とともに、海上貿易市場の需給安定化を目指す考えだ。