2009年5月11日

古河機械金属、最終損失59億円 09年3月期

 古河機械金属が8日発表した2009年3月期の連結決算は59億円の最終赤字となった。最終赤字は5期ぶり。2月3日時点の予想は7億円の赤字だったが、投資有価証券評価損の発生や税金費用の見直しにより損失が拡大した。10年3月期は1億円の最終黒字を確保する見通し。

 09年3月期の営業利益は前期比84%減の23億円、経常利益は92%減の10億円と大幅減益。ただ、2月3日公表の予想数値と比較すると、営業利益は28%増、経常利益は約20倍の利益水準となった。金属価格の上昇や経費削減効果が出た。







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