2009年5月18日

高砂鉄工、ステンレス冷延から撤退

 高砂鉄工は15日、12月末にステンレス冷延事業から撤退すると発表した。冷間圧延機2基、連続焼鈍酸銑設備、連続光輝焼鈍設備および関連付帯設備をそれぞれ廃止し、年間約14億円の固定費を削減する。約70人の余剰人員は早期退職や出向・転籍などで対応する。

 今後はエンボス・研磨・めっき・高精度パイプなどの表面処理加工製品と狭幅を中心とする精整製品の製造・販売に特化し、冷延材は外部から調達する。表面処理加工・精整設備を活用し、受託事業も行う。







本紙購読料改定のお願い

10月から月1万2000円(税別) 電子版単独は据え置き

産業新聞社は10月1日から本紙「日刊産業新聞」の購読料を月額1万1000円(消費税含まず)から1万2000円(同)に改定させていただきます。本体価格の改定は2021年10月、約45年ぶりに1000円の値上げを実施して以来、4年ぶりとなります。...more