2009年5月25日

鉱物政策で日中協議、輸出抑制撤廃を要請

 経済産業省はこのほど、中国・商務部と第13回次官級協議を北京で開催し、石毛博行・経済産業審議官と陳健・商務部副部長が会談した。このなかで日本側は、中国政府の鉱物資源政策について懸念を表明。具体的には、中国が行う鉱物資源の輸出数量制限および輸出税の導入、増値税還付撤廃など各種輸出抑政策の撤廃を要請した。

 これに対し中国側は、資源保全や環境汚染防止などを理由に、鉱物資源の輸出制限に関し正当性を主張。日中双方の立場の違いがあらためて浮き彫りとなったが、日本側は引き続き中国の貿易政策転換を求めていく考えだ。







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