2013年11月29日

国内薄板建材メーカー、値上げ必達の構え

 国内の薄板建材メーカーは、安定供給の継続に向けて値上げを必達の課題と位置付ける。需要家は安定調達か、購買価格の引き上げを選択する必要が出そうだ。国土交通省によると、住宅、非住宅の着工は9月まで13カ月連続で増加し、需要は好調。一方、4月以来のメーカーによる値上げの浸透は十分でない。一部のひも付き価格、溶融亜鉛めっき鋼板(GI)や厚物のガルバリウム(GL)には「陥没価格」が残る。原板コストは国内材、海外材ともに上昇し、需給はタイト。メーカーにとって「陥没価格」の是正が、供給の継続に不可欠といえる。







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