2014年11月13日

宝山鋼鉄、国内鋼板価格12月据え置き

 中国の宝山鋼鉄は11日、12月積み鋼板類の国内販売価格について、大半を据え置くと発表した。冷延コイルのみ下げ、下げ幅はトン100元(約1900円)。不動産投資が減退し需要は振るわないが、宝鋼は高炉改修を行っており、自社の供給量が減るため販価を維持した。年末の決算期に向けた価格政策とみられるが、鉄鉱石輸入価格と鋼材市況が近年最低に下落しており、販価立て直しは困難な情勢だ。







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