2015年8月26日

中国鉄鋼株、再び急落 景気失速で実需減

 上海株式市場の急落が、中国の鉄鋼企業を揺さぶっている。週明け24日に鉄鋼株が大幅に下がり、上場鉄鋼最大手の宝山鋼鉄の24日終値は1株6・12元(約120円)と先週末比9・9%安。1週間で21・2下がった。中国経済の先行き不安から原油価格が下落したことで鉄鉱石価格が下がり、鋼材市況を下押す可能性がある。不動産投資の後退や株安による消費減で鉄鋼需要の減少傾向が強まり、中国の鋼材輸出に拍車が掛かる懸念が高まっている。







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