2016年1月14日

神戸製鋼所、高強度アルミ合金開発 耐応力腐食割れ性向上

 神戸製鋼所は13日、従来の7000系アルミ合金と同水準の強度を維持しながら割れが発生しにくいアルミ合金「7K55」を開発したと発表した。神鋼によると日系メーカーが生産する自動車で、バンパーの内側に設置するバンパービーム向けに採用が決まっており、押出材の形で納入する。7K55を使用したバンパービームは一般的な6000系アルミ合金を使用した従来品の3割の軽量化を実現する一方、強度は3割高い。自動車に関する環境規制は厳格化される傾向にあり、軽量化ニーズは高まると想定されることから神鋼は今後も7K55の採用拡大を目指す。







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