2016年3月7日

日本、中国の設備調整支援 鉄鋼対話枠組み越える

 世界の鉄鋼業の最大の課題、中国の過剰能力問題解消に向けて、日本は協力態勢をより強める。山下隆也・経済産業省製造産業局鉄鋼課長が先月末に訪中し、中国政府関係者と意見交換した。中国は5年間で最大1億5000万トンの製鋼能力削減を掲げており、6月までに具体策を詰める。生産中の設備も止める難しい課題に本腰を入れて取り組む中国には日本の経験が役立つと見ており、日本側は年一度の鉄鋼対話の枠組みを越えて対話の機会を増やし、中国の構造調整を側面支援する。







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