2016年3月11日

藤井製作所、低鉛リン青銅棒開発

 リン青銅、洋白棒メーカーの藤井製作所(本社=東京都江戸川区、藤井隆社長)はこのほど、鉛の含有量を半分以下に抑えた低鉛快削リン青銅棒を開発した。従来の快削棒は鉛を4%弱含むが、有害物質を規制する欧州RoHS指令などで今後規制値が厳格化されれば輸出向け製品に使えなくなる可能性がある。低鉛快削棒は切削加工性を維持しながら鉛を2%未満に抑え、規制強化に対応する材料として需要が広がるとみている。







本紙購読料改定のお願い

10月から月1万2000円(税別) 電子版単独は据え置き

産業新聞社は10月1日から本紙「日刊産業新聞」の購読料を月額1万1000円(消費税含まず)から1万2000円(同)に改定させていただきます。本体価格の改定は2021年10月、約45年ぶりに1000円の値上げを実施して以来、4年ぶりとなります。...more