2016年3月24日

コース50、新日鉄住金君津内に試験高炉が完成 6月から本格実験

 水素還元型製鉄プロセス技術開発の国家プロジェクト「COURSE50(コース50)」(プロジェクトリーダー=上野浩光・新日鉄住金執行役員製銑技術部長)は、新日鉄住金君津製鉄所内で建設を進めてきた試験高炉が完成し、2016年2月で熱間試運転が終わり、6月から試験高炉を用いた本格実験を開始する。16年度後半に行う予定の連続操業試験において、新日鉄住金・君津に設置しているCO2分離・回収設備(CAT30)と連動させる計画で、高炉からのCO2排出量約30%削減に向けて、17年度までに水素還元とCO2分離・回収を統合した総合的な技術を確立する。







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