2016年6月16日

海技研、風荷重模擬装置を開発 実海域レベルでデータ

 海上・港湾・航空技術研究所・海上技術安全研究所は実海域再現水槽を利用し、実海域を航行する実戦性能を模型船により直接評価する自由航送試験で、想定する風と船速、方位から風荷重を計算、模型船にダクトファンで与える風荷重模擬装置=写真=を開発した。これによって自走模型船への風の環境を再現でき、実海域レベルでのデータ取得が可能となる。このほど同所実海域再現水槽で風荷重模擬装置と補助推進装置を備えた模型船による実船の実海域性能評価として検証実験を実施し、同装置の所定の性能が確認された。







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