2017年7月11日

関東地区異形棒電炉、販価再構築を検討

 関東地区では流通による異形棒鋼の受注価格競争が激しく、地区電炉メーカーの採算が悪化しており、一部のメーカーでは販売オファー止めを検討する状況に陥っている。至近で国内鉄スクラップ価格が高止まりするとともに、半製品であるビレット(鋼片)や異形棒鋼の海外輸出市況が上昇。「中国の鋼材価格動向を含めて環境が大きく変化しており、販売価格の再構築を検討せざるを得ない」(異形棒鋼メーカー)。東京オリンピック・パラリンピック関連など今秋以降で見込まれる本格的な需要回復を前に、再生産可能な販売価格の実現に向けて動きが加速しそうだ。







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