2017年11月17日

高炉大手調達価格、1-3月鉄鉱石8%下落見通し

 高炉大手の主原料調達価格の動向が見えてきた。業界関係者によると、鉄鉱石は来年1―3月価格が10―12月比8%程度下がる見通し。3四半期連続の下げ。原料炭は10―12月の強粘結炭で12%程度上がる見通し。3期ぶりの上げ。主原料のスポット価格は比較的高止まりしているが、中国の減産が見込まれる中で、鉄鉱石は下げ傾向が続くとみられている。原料炭は供給障害などが重なり、直近でも上昇に転じるなど、不安定さが残り、豪州のサイクロン多発時期に向けて警戒が必要のようだ。







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