2013年4月2日

中国、鋼材市況の下落続く 需給緩和改善せず

 中国の鋼材市況の下落が1カ月以上続いている。3月第4週の熱延コイル市況はトン4044元(約6万1270円、3ミリ厚・増値税込み)と、前週比0・5%安で5週連続、計285元下落。他の鋼板類や条鋼類も下がっている。大手鉄鋼メーカーは価格を上げているが、需要が伸び悩む一方で生産が増え、需給の緩和が市況に作用している。春需の時期に入るが、供給量が多く、市中在庫も増えており、「生産が多く、このまま下がり続ける可能性もある」(日系商社)。







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